SM婚ってどんなもの?体験談やメリット・デメリットについて解説!

この記事ではSM婚について解説します。

結婚の形はその夫婦によって異なり、近年では事実婚同性婚のような形をとる夫婦が増えています。

SM婚もその形の一つで、徐々にSM婚をしたいという男女が増えているのだとか。

とはいえ、SM婚についてはまだ知らない人も多いのが実情。

SM婚とは何かを知っていると、そこから得られるメリットやデメリットを知ることができます。

ここではSM婚について詳しく解説。

SM婚をしたい、あるいはSM婚に興味がある人はもちろん、SM婚について知らない人も、この記事でメリットやデメリットを確認すると良いです。

SM婚ってなに?

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SM婚とは、「SMのパートナー同士が結婚すること」。

プレイの一環でしかなかったSMのパートナーが、生涯の伴侶として自分の傍にいる生活を営むことができます。

SM婚の特徴は、一見するとその形がわからないということ。

性癖という内面の問題なので、第三者からはその姿は見えません。

従って、世間体を気にしなくて良いということが特徴となります。

同性婚や事実婚は、その姿や実態から、第三者に判断されやすいもの。

そうなると、世間体をどうしても気にしなければなりません。

各々の価値観はそれぞれと呼ばれる風潮が広がっている現代社会。

しかし、結婚の形は「きちんと届け出を出した男女がするもの」という概念を持った人は多いのが現実です。

また、同性婚にしても事実婚にしても、行政的な手続きが煩雑になることも良くあります。

そもそも日本は、法的に同性婚を認めていません。

また、事実婚の夫婦は各種控除の対象外だったりします。

その反面、SM婚はあくまでも法的にきちんと届け出を出して結婚している夫婦。

社会的な後ろ指を指されることもなく、社会で堂々と生きることができるのです。

一般の夫婦との違いは、『「性的なパートナー」という意識が強いかどうか』ということになります。

SM婚をするといいことたくさん!メリット3選!

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SM婚には、実はメリットがいくつもあります。

それが、次の3点。

  • お互いの性癖に理解がある
  • 性的嗜好がマッチする
  • 普段とのギャップがある

一般的な夫婦よりも、性的な嗜好に寄せた夫婦生活が楽しめるSM婚。

そのメリットは、もちろん性的なものばかりです。

ここではそれぞれのメリットを詳しく解説していきます。

お互いの性癖に理解のあるパートナーと生涯を共にできる

まず、SM婚ではお互いの性癖に理解があります。

SMのパートナーが夫婦になるため、当然と言えば当然のこと。

一般の夫婦だと、性癖の理解のすれ違いによって離婚するケースがよくあります。

例えば、夫と妻の両方がS性、あるいはM性のパターンがそれにあたります。

こうなると、性癖の不一致で不倫や浮気という行動に走りがち。

その反面、SM婚は性癖の理解による離婚はしづらいのです。

夫婦のどちらかがS性、一方がM性のため、お互いに満足度が高くなりがち。

SM婚は、性癖に満足できるパートナーと生涯を長く共にできるというメリットがあります。

性的嗜好がマッチする可能性が高い

SM婚では、性癖嗜好がマッチしやすいというメリットが。

例えば、相手を責めるのが好きな人にとって、相手が同じ性癖だと苦労します。

その逆で、責められるのが好きな人は、相手が同じ性癖だと責めてもらえません。

長い夫婦生活を考えた時に、この不一致は苦痛となります。

その反面、SM婚はSMのパートナーがそのまま夫婦になる形。

従って、性的嗜好が一致しないということは少ないのです。

性的嗜好は、夫婦生活にはとても大事なこと。

結婚した途端にセックスレスになるパターンは、夫婦生活にはよくあります。

そうならないというメリットが、SM婚には存在しているのです。

普段の姿とのギャップが楽しめる

SM婚は、普段の姿とのギャップを、本人同士が楽しめます。

例えば、普段の生活の主導権が夫にある夫婦がいたとします。

しかし、その夫がM性である場合、SM婚では夜の営みの主導権が妻にあることに。

普段一生懸命働いて、生活を支えている夫。

一見すると、亭主関白のような夫婦に見えるはずです。

傍から見ると主導権のある夫を、妻が一方的に屈服させることができる。

Sっ気のある妻にとって、これほど満足度が得られるケースはないでしょう。

もちろん、その逆も十分あり得ます。

普段、かかあ天下として厳しい事を発言する妻。

しかし、夜の営みになると夫の言いなりになる妻。

S性の夫にとって、これ以上快感なことはないはずです。

お互いに「自分しか知らない姿」が見られるのは、SMにとっては大事なこと。

これが体験できるのが、SM婚のメリットとなります。

SM婚にはデメリットもある?3つの注意点

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メリットだらけに見えるSM婚には、実はデメリットも存在しています。

それが、次の3点になります。

  • DV案件になりがち
  • プライベートとの棲み分けが困難
  • 協力が得づらい

このデメリットの共通点は、「性的嗜好でマッチしたパートナー特有のデメリット」であること。

家族というのは、何も性的嗜好だけがマッチしていれば良いわけではありません。

この点を注意しておかないと、家族という関係が崩壊するきっかけになってしまいます。

ここではそれぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

一歩間違えればDVになりがち

SM婚の生活は、加減を間違えるとDVになってしまいます。

SMはハードなプレイを要するもの。

ロウソク責めや拘束プレイといったプレイが往々にしてあるものです。

とはいえ、それはあくまでもプレイの内容の話。

加減を間違えると、プライベートにまでプレイを持ってしまいがち。

プレイだから成り立つものをプライベートにまで持っていくと、それはDVとなってしまいます。

主に攻める側が盛り上がり過ぎてしまうことで、陥ってしまうデメリットと言えます。

プライベートとの棲み分けが難しい

SM婚のデメリットには、プライベートの棲み分けが難しいことがあります。

DVの原因にもなりますが、SMプレイでの主従関係がそのままプライベートにまで発展するケースです。

プレイの中で主導権のある方が、プライベートでも主導権を握ろうとしてしまうのが、このケースの特徴。

プレイの中だから許されるような罵倒等を、普段の生活の中でも取り入れてしまう。

これでは夫婦円満な生活を営むことはできなくなります。

あくまでも、夫婦が手を取り合って生活をするのが結婚生活。

「ご主人様プレイ」のようなものは、プレイの中だけにしておくことをおすすめします。

家庭にある「協力」が得づらい関係になる可能性もある

SM婚には、なかなか夫婦協力が得づらい関係になる可能性を秘めています。

S性側はM性側を主導する立場にあるため、全ての家事をM性側に押し付けがち。

M性側は、S性に主導されないと何もしなくなってしまいます。

このような関係は、とても円満な夫婦生活とは程遠いもの。

もちろん、プライベートでわざとこのような形を取るケースはあります。

しかし、それはプレイのシチュエーション作りの一環でしかありません。

プレイに関係のないことまでこの関係になると、夫婦関係は崩壊します。

お互いがそれを理解し遵守することで、円満な夫婦生活を営むことができるようになります。

SM婚をする流れは?SM婚の手順を解説

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SM婚をする流れは、実際の婚活とほとんど変わりません。

  1. パートナー探し
  2. デート
  3. カップルとしての付き合い
  4. 結婚

一般の婚活と異なるのは、探すのがSMパートナーであること。

結婚する目的がSMのニーズであることが、SM婚の大きな特徴。

これを念頭に置いて、それぞれの手順を詳しく解説していきます。

パートナー探し

まずは、SMのパートナー探しを始めます。

自分の性癖がどちらであるかを理解し、その反対側のパートナーを探します。

探す方法としては、出会い系サイトやSMバーが一般的。

出会い系サイト等でSMパートナーを探し、会うことがファーストステップとなります。

とはいえ、SMは人によっては抵抗があるもの。

お互いがSMについて理解があることが大前提となります。

デート

パートナーを見つけたら、いよいよデート。

ここでお互いの嗜好を確認することで、次のステップに進めます。

注意点としては、SMプレイだけにこだわらないこと

今後自分の人生をかけるパートナーにもなるため、様々な事を確認する必要があります。

SMパートナー以前に、人として尊敬できる部分があるかどうか。

ここを確認できないと、付き合ったとしても短期間で破局することになってしまいます。

彼氏・彼女としての付き合い

お互いが認め合えば、彼氏・彼女としての付き合いが始まります。

お互いに結婚する意志はあるか、前向きに検討できているか。

この辺りを確認するステップとなります。

また、同棲等を始めると、今まで見えなかった部分も見えるようになります。

その部分を見て、今後も一緒に居れるかどうか。

SMの相性も大事ですが、人として見ることができるかが大事になります。

結婚

様々な壁を乗り越えることができたら、いよいよ結婚となります。

結婚はゴールではなく、新しい人生のスタートライン。

お互いを尊敬しつつ、SMのパートナーとして人生を歩むことになります。

夫婦生活には様々な困難が待っているはずです。

SMパートナーという側面だけで結婚してしまっては、この困難を乗り越えることはできません。

あくまでもSMパートナーという側面は、夫婦生活の一部であること。

これを念頭に置く必要があります。

SM婚のパートナーを探したいなら「トビラの会」

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SM婚のパートナーを探すのであれば、トビラの会がおすすめです。

トビラの会はSM専用の出会い系サイト。

SMパートナーにめぐり逢いたいという人にピッタリのサイトです。

また、トビラの会はただ出会う場所を提供するだけではなく、サポートも充実。

SMについてのコラムや、カウンセリング面談も実施。

人と人との繋がりをサポートする。

トビラの会はそんな場所となっているのです。

SM婚をした女性の体験談

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SM婚を実際にした女性の体験談も掲載。

この女性はトビラの会を利用してSM婚のパートナーを探しました。

トビラの会ではM性の男性を探し、会社員として働く男性を発見。

男性側も女性と結婚願望があるにも関わらず、自分がM性であることをなかなか明言できずにいました。

その中でお互いに嗜好がマッチして、男女として付き合うことに。

デートでもSMパートナー以上に人としても誠実な人に感じたために、結婚することに。

人としてのパートナーとしても成立しているので、夫婦生活は円満そのもの。

結婚生活は5.6年になっているこの女性ですが、夜の生活も満足しているとのことです。

まとめ

SM婚について解説しました。

SM婚は見た目こそ一般的な夫婦とは変わりません。

夫婦だからこそ知る、お互いの性癖。

刺激的な夫婦生活が待っているに違いありません。

しかし、いくつかの注意点は守る必要があります。

そうでないと、離婚や浮気の原因に。

お互いに尊重し合って、刺激的な夫婦生活を楽しんでみましょう。

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