知性があって地頭が良い方って、結構「得」しますよね。地頭って生まれつきの部分が多いのかもしれませんが、知性については、努力次第でなんとでもなりそうです。若い時にいかに勉強をしてきたのか、という積み重ねが、40代50代になっての成功につながると思いますし、今、生活している中で稼いで食材を買って料理して生きているわけですが、なぜ稼げているのかという視点でお金の流れを理解し、ずっと研究するだけでも様々な生きるポイントが分かったりして、飲み会のネタにもなったりします。
難しいことを話しているのではなく、普通の会話に知性を感じさせるような男性はやはりモテると思っています。知性とは、知識や教養だけでなく、雰囲気を作る力であったり、異性の心の中に高揚感や期待感を持たせたり、気遣いだったり、レストランの選択の最適化だったりもするわけです。
生きるにあたって、何が大事で何が大事じゃないのかとか、お金を稼ぐにあたって、何が重要で何が重要じゃないのか、または何が強みで何が弱みなのかを把握して、戦略構築しながら生きているとネタが湧いてきて、飲み会のネタには困らないと思っています。
大半の方がビジネスマンだと思います。ビジネスマンであれば、マーケットにおける歪みであるとかお金がどこに滞留しているのかとか、なぜ自分の給与が支給されるのかとか、会社や個人の事業体にどうやってお金が入ってきてどうやって出て行くのかなどを把握するだけでもかなり勉強になりますし、ご自身の生き方に応用できたりして、人生の効率性を追求できたりするものです。
経営戦略は人生戦略にも応用できます。古い理論から新しい理論まである程度知識や実践経験として網羅していけば、世の中の見方も変わるし、生きやすくなります。
古いですが普通にSWOT分析は、経営戦略にも人生戦略にも使ったりしていて、結構うまくいったりします。その他マトリクスのように縦軸横軸に、戦略思考を駆使しながら、生き方に落とし込むと、これまた面白いし、うまくいったりいかなかったりとトライアンドエラーを繰り返しながら、「時間あたりの収入」であるとか「時間あたりの喜び」の最大化ができるものです。
文章が読めるとか、思考できるというのがベースになるのですが、メールでやりとりしていて全くできない方もいらっしゃってS男性は問題外なのですが、M男性の場合にも、「担当者が書いたこと」や「書かれていること」を読まずに質問される方は、どうしても苦手といいますか、コミュニケーションの効率性の問題と不愉快さの問題で、やりとりを停止してしまいます。私の悪い癖なのですが、妥協できることとできないことがあって、無理に妥協すると精神衛生上よくなく、上記のように「時間あたりの喜び」という観点から妥協しないようにしています。
若い時には、やんちゃしている人がモテたり、カッコよかったりするわけですが、勉強していないと20代で差がつき、50代で目も当てられない「差」がつくわけで、勉強しないという選択をした方の苦労度合いが、人生の半ばになって悲惨な状況を見ると、なんともコメントしようがないという状況になります。
常に考え、状況を最適化しつつ、目標を達成する。努力の中に知性が生まれ、知性があれば怖いものもなくなります。つまり度胸とか勇気もつき、ますます男性としての魅力につながると思うのです。