調教という言葉について、良く巷で聞かれますが、M女性との話の中にもよく「調教」って何だろうとか、定義って何だろうなんていう疑問が良く出ます。
slaveとかmasterとかって、ある種の契約というか感情的な約束ごとであって、なんというかフィクションに近いものがあるのですが、調教というのは、フィクションの世界ではなくよりリアルに近いもののような気がします。
よく私がイメージするのが、心地よさと、「限度内の心地よい痛さ」や「熱さ」をリンクさせてしまうこと。女性の体のなかで、性感帯への刺激を通じた心地よさと、外部的内部的な痛さや熱さを重ね合わせて、結果としてそういった「痛さ」や「熱さ」などの感覚が、心地よくなるというもので、その繰り返しで、体と脳を覚醒させていくのが「調教」という気がしています。
だからこそ、刺激の強い麻縄や、首の肌への刺激であれば、首輪とかその他の道具類で、本来の心地よさとは違う刺激を与え続ける必要があって、その連続性が、女性を変化させ、そして覚醒させるのだと思っています。
一度経験すると病みつきになりますが、それ以上に、何故かわかりませんが、「女性は美しくなる」。女性ホルモンがより分泌するからかもしれませんが、驚くほどに艶女(アデージョ)になります。
おそらくその先に、slaveとかmasterというフィクションがあるのかもしれません。より関係を飾り付けるために。ただ、私はあまりそこには興味がありませんが(笑)