男性が、「男性」を捨てた時に、男としての魅力を失い、ただの妖怪(失礼しました)、否、「人」になってしまう。
女性から魅力的と思われなくなり、異性との交流もなくなり、世の中からの疎外感と孤独を感じ続ける事になる。
「男性を捨てる」とはどういうことなのだろうかと、雰囲気が微妙な方と面談する時にいつも思う。
「モテないな」と思う男性の特徴は、顔ではなく雰囲気。雰囲気が悪い原因は、心の持ち方のような気がする。
「この人は女性からモテたいと思った事があるのか?」などと自問しながら、様子をうかがっていく作業をした時点で、失敗しそうなのでご紹介は無理かなと判断してしまう。それでもなお、会いたいと欲しても、失敗が目に見えているので、やはりご紹介はできない。それに、女性からもクレームがくる可能性だってあるからなおさらご紹介は厳しくなる。
男性はもっとおしゃれであるべきだ。いや、おしゃれでないにしても、清潔感を漂わせるべきで、具体的には書きたくないというか想像もしたくないので書かないけれども、見た目でアウトな男性は、当然社会生活においても、成功しないし、できない。
異性を不愉快にさせる雰囲気を消していく作業は、まずは表面から。清潔にし、服装をかえ、靴を磨く。はげているならいっそのこと坊主にしちゃっておしゃれな帽子をかぶって、清潔感を出していく。表面が良くなると、意外と心もすっきりしてくる。
心がすっきりしたら、自分の心の芯を持つ事だ。「心の持ち方」を決定づけるコアな概念だ。
「心の芯」とは、人生で「やらないこと」をはっきり認識して決定することで出来上がったりもする。心の芯については、後のコラムに譲りたい。