かなり昔のコラムにも服装について書いた記憶があります。やはり第一印象というのはすごく大事で、異性はいろんなところを総合的に判断されて、お付き合いを決定されるものではないかとおもいます。料理やお酒と同じで服装も同じく会話のネタにもなったりしますし、清潔感を決定し、相手に安心感を与え、性欲にもつながるものです。男女問わず、そのような気がします。
50代男性が、普通のおじさんと同じ格好をしていたら、ただの「おじさん」に見えます。なので、同年代のご自身で判断される一般的な男性よりもおしゃれにしたほうが、「いろいろなところに気を使っておられる」という印象を与えることにもなります。当然「清潔感のある人だな」という印象も然りです。
第一印象で信頼感を与え、仕事を獲得される方もたくさんおられるとおもいます。特に営業担当者の方であるとか経営者の方はそのあたり気を使っておられるのではないでしょうか。おしゃれじゃない経営者の会社は、あまりうまくいかない気もします。遊び心のないつまらない人という印象も与えますよね。つまらない人が経営する会社は、やはりつまらないと思うのです。
服装などで印象は変わりますが、悪い印象の例を書くと以下の通りです。
- 清潔感がない
- 色合いのセンスが悪い
- 汗臭そう
- ただのおじさん
- つまらなさそう
正直、こういった印象だと、SM以前といいますか、お付き合い以前の話なのかなとおもいます。
センスというのはそれぞれあるとおもいます。真似をする必要もないし、独自で磨くものかとおもいます。生きるコンセプトが明確な方は、服装のコンセプトも明確になると思っています。人生のステージによって服装もすこしずつ変わっていくものです。景気であるとか世の中の流れ、気候変動、ご自身の経済状況、夢や人生の方向性など様々な要因で、そのステージにおけるご自身の「生き様」、いわば「コンセプト」が出来上がってきます。
そのコンセプトに合った服装を選べばいいだけです。
今年は、多分ホテルの上層階での接待が増えそうだというステージに立つ前に、ホテルの上層階でも恥ずかしくない服装にしたり、スーツは着ない主義であるもののビジネスで打ち合わせも多いことから、カジュアルフォーマルな服装を選んでいこうとか、様々なストーリーを背景としたコンセプトが出来上がるものです。
料理やお酒と同じように、今のご自身が必要とされる見た目に変更すればいいだけだと思っています。
良い印象と心の動き(笑)の例は、以下の通りです。
- 清潔感があって、抱きしめられてみたい(笑)
- 色合いのセンスも問題なく、顔は普通だけど、きりっとしていてかっこよい
- ちょっとした香水の香りもしてなんだか素敵。ちょっとだけオイニーを嗅いでみたい
- 年齢はかなり上なのに、全然おじさん臭くなく、若々しい
- できる男性に見えるし、いろいろお話してみたい
人生はちょっとしたきっかけで変わるものです。見た目や印象で、すべての事柄がうまく好転したりもします。男女問わず一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。