基本的な異性とのやりとりや同性とのやりとりも、文字ベースがほとんどかと思います。メールやLINEがほとんどですよね。
電話をするというのは、正直言って避けたいところで、緊急の場合以外使わないほうが無難かと思います。まあでも地方によっても文化によっても違うのかもしれませんが、電話だとなんだか仕事っぽくなって現実感が出てきてしまってちょっと嫌かなと。
文字コミュニケーションをベースとするならば、ご自身の印象というものは文字によって形成されるということを考えたほうがよいかと思っています。
言い方一つ、小文字の使い方一つ、内容一つで印象がガラッと変わってしまいます。
言い回しのところで、少し参考にさせてもらった文章が出てきました。
例えば、「回答をお願いします」とか「そちら」とか。
何かの質問をした後に、「回答をお願いします」と書かれると相手はどう思うのか?というシンプルな思考があると、コミュニケーションがうまくいくのではないかと思っています。
メールの相手のことを「そちら」と書くのはいかがでしょうか?
なんだか、これだけ読むと喧嘩腰のように見えますが、実際には違います。
ですが一つ一つの文字に注目する方もいらっしゃると思います。文字だけ見ると喧嘩腰。文全体を見ると・・・・・。
ビジネスではないので、あまり個人とのやりとりでは使わないほうがよいでしょうし、ビジネスでも使わないほうがよいのではないでしょうか。特に相手が下の立場だとなおさらです。
「回答をお願いします!」とくると、なんだか義務感が発生して、心にプレッシャーがかかります。「あなたの今の気持ち、回答お願いします!」とは使わないですが、この言葉ってそういうものです。
「回答をお願いします」ではなく、「教えていただけたら嬉しいです」というように、直球をさけて衝撃を和らげるということがあるといいですよね。気遣いとかやさしさというやつです。
「そちら」ではなく、「御社」とか「○○さん」、「○○さん的には」とか「○○さんだったら・・・」とかこちらも衝撃を和らげたほうが、よりコミュニケーションが円滑になるように思います。
一般の男女関係においても「コミュニケーションが円滑に不快感なくできる」ということはすごく重要ですが、ましてやSMという関係性においては、より心と心のつながりを重視するものです。
普段から、同性同士のやりとりも、仕事上のやりとりも、気遣いがあると、男女間のコミュニケーションにおいても、すぐに気遣いできるものかと思います。「普段から」というのが大事ですよね。