会話力次第で男性の人生は大きく変わります。異性とおつきあいできるのかどうかの一つのポイントが会話力だと思っています。引き出しが多く、頭の中で物語を完結する力があるのかとか、パートナー化が目的なので順番を間違えないかとか、相手の様子を見ながら言葉を発することができるのかとか、人生の経験や知性、そして思いやりの問題でもあると思っています。

あるM女性から素敵なメッセージをいただいた一方で、残念ながらお怒りのメッセージもいただきました。まずは感謝メッセージの方から記載します。

話をすればするほど魅力を感じたとのことで、素敵なメッセージをいただきました。最初の出会いで、嗜好がどうのであるとかSMがどうのであるとかはあまりしない方が良いと思っています。毎度のことながら、嗜好は共有する時間と空間の中で創造するものだし、男性からすれば相手に合わせるものです。結局自分の快楽しか考えられないとの印象を与えることが目的ではなく、女性を受け入れていく印象を与えることが目的だし、何よりも会話や雰囲気の相性が合うことを確認するのが目的だし、雰囲気の相性を合わせる力があることをアピールする場だとも思うのです。

しかし、なかなかそれができない方もいます。それって、ほぼ間違いなく「自分本位性」だと思っています。男性にとって会話力を磨くとともに、「思いやり」であるとか、場の雰囲気を理解し作っていく「洞察力」とか「創造性」などが出会いにおいて問われていますし、そのベースとなるのは、「知性」とか「教養」なのかなと思います。それらができる男性は本当に紹介しやすいというのが、当方の本音です。女性からクレームが来ることがないし、女性も喜んでいただけます。

一方で残念ながらダメねたを記載しなければなりません。ご面談時に私もすこしだけ同席させていただいたのですが、場の空気を読めない方なのかなという印象を受け、面談担当者を相談した結果、「ちょっと厳しいね」とのことでしたので、ご紹介はしておりませんでしたが、男性からご連絡がきて、「ご紹介してほしい」し「チャレンジしてみたい」とのことで、私自身も「印象としてなかなか厳しいと思います」とお伝えしたところ、それでも「頑張ってみる」とのことでしたのでタイミングの合った女性をご紹介させていただきました。

しかし、やはりクレームではないのですが、やはりお怒りなのかもしれませんが（苦笑）長文メッセージを頂戴いたしました。長文です。以下まとめてみます。

この一言に尽きる感じです。頭の中で物語が完結されていない事例だし、相手の感情を感じられない事例でもあり言葉の意味がどういう影響を心に及ぼすのかという「おもいやりの欠如」の問題でもあるかなと思っています。

男性：「友達によく、オチがないとか、おまえの話は長いって言われる。でもそれでいいんです。俺の話はオチがないねん。こうやって、とりとめもない話をダラダラ話すのが好きやねん」

女性：「どんな方が好きなんですか？」
男性：「楽しくお喋りできる人」

それって、自分のトーク力も磨かずに、ただただ今の自分を好きになってくれる人を求めてるってことですか？？って言いそうになってしまったとのことでした。せめて、少しくらい笑いながら話すとか、もうちょっとテンポよくはきはき喋っていただけたら。。。

男性：「ランニング好きなんですよー」
女性：「あ、私もランニング好きですよー♪」
男性：「良かったぁ。前に街コン行ったことあるんですけど、共通の趣味がないから、会っても楽しくなかったんですよねー。Aさんがランニングできる人で嬉しいです」

そんな感じで、１つ１つ言うことに何か引っかかってしまったとのことでした。

男性：「今の会社には親のすすめで入ったのです。父が役員してて、現場が人手不足だったので、現場に入らないかーと言われ。。。やっぱり周りからは親のコネで入って！って思われてしまいますのでね。仕事、がんばってます。」

男性：「ぼくは何も隠さないので、聞きたいことがあればどんどん聞いてくださいね。なんでも答えます。」

会話力次第で、男性の人生は変わります。会話講座なども開いてもいいのかなと思っています。