異性関係において幸せな関係を築くコツというのは、相手の心にどこまで踏み込むのか、または共通な感情をどこまで広げるのかもしくは妥協するのか、とういったところかなとと思っています。これについては後ほどコラムにしたいと思っていますが、今回は、相手の心をどこまで理解するのか、またはしているのかのセンスの部分について記載したいと思います。

よく私は女性から、「敬語は使わなくていいですよ」と言われます。女性側からこういったことを言っていただくのは、女性としては心を許したいとかある程度までなら、心に踏み込んでいいですよという合図なのかもしれません。あくまでも「かもしれません」という推測です。

逆に、男性から女性に「敬語は使わなくていいですよ」と言った場合はどうなのでしょうか。状況によってだいぶかわりますよね。(1)初めての出会いで言う場合と、(2)信頼関係がある程度できてなんとなく彼氏彼女的な存在になった場合の二つを比較すると、後者は理解でき、すっと心に入ると思いますが、前者はいかがでしょうか。

初めての出会いで、お互いのことをよく知らないのに、「敬語を使わなくていいですよ」というと、女性の心に違和感を覚えそうな気がしています。

「まだ親しくないし」
「私の心には、まだ壁があるし」
「心を許したくないし」

おそらくですが、このような心情に女性はなるのではないでしょうか?

ここも相手の心にどの程度まで踏み込むのかというセンスの問題なのかなと思います。やはり、信頼関係がない中で、「敬語を使わなくていいですよ」というのは、大人な世界では順序が逆な気がします。

よく学生とかではありうることなのかなと。学生時代になんだか使った気がしますが、「若気の至り」というか「社会を知らない」というかそんなニュアンスも男性には含まれてしまうのかなと思います。一般社会では通常は敬語ですし、できれば出会いにおいても敬語が普通なんじゃないかなと思います。

異性関係も、仕事関係も、人間関係も「一言」というのが大事になります。センスがある人は、スムーズに心に入ってくるし、逆にスムーズに心から出て行くものです。心の壁を取り払うのは、「敬語を使わない」という手法ではなく、共有する時間の中でいかに心と心の対話を深めていくのか、いわば信頼関係を構築するという本質的なものなのかなと思いますし、大人な関係であるならば、後者が先だと思っています。

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