「なぜそうなるのか?」という疑問を持つと様々なヒントが現れてきます。要因、構造、そして手法など様々に考える切り口をもたらしてくれます。

失敗しないために、その「なそうとすることの領域」に関する全ての知識を得て、手法をシミュレートし、あらゆる角度から「なそうとすること」の理想像と手法を見つめ続け、最適なアクション(解)が見つかった時に、失敗への恐怖は無くなり、成功する可能性が飛躍的に高まるものです。

全ての恐怖は無知に起因している。

動物は恐怖を感じると、威嚇します。ワンチャンは吠えますよね。怖い、命を守りたい、そういう感情が相手への威嚇につながるのかなと思います。

人間関係に置き換えれば、知らないからこそ「偉そうな態度をとる」、何かよくわからないので「反対する」などの行動に通じるのかもしれません。

「出会いで喋りまくるパターン」というのは、相手のことや世の中のことを知らないことに対する劣等感の裏返しかもしれません。弱みを見せたくないとか。根底にあるのは、「怖い」という感情でしょうか。

また、会話において「相手を否定してしまう」発言の根底には、「自分が正しい場合と正しくない場合が存在する」と導かれる経験や知識の欠如が原因かと思っています。要は自分を含め、「人」を知らないということです。

何か事業を起こそうとする時には、恐怖感を克服する必要があります。単純に「気合い」の問題では片付けられない、命がけ的なレベル感です。人生を大きく左右する決断だし、大組織にはもはや戻れないという覚悟も必要かと思います。特段、良い大学を卒業し、一般的に言われている安定した有名大企業に入ったあとに、独立自営というのは強烈な恐怖感が襲ってきます。

良くありがちな「私は独立して社長になり、こんな事業をやってます!!」的なSNSやブログでのアピールの裏返しは、実は「恐怖」なのかなと思っています。会社の名前が使えない、自分しかいない中で、閲覧者に慰めを求めたり、「すごいね」と言われることが、心の支えであったりします。(社長だけではないかもですが)人の行動パターンの一つです。そして、成功し始めると、その社長のSNSの更新頻度が落ちます。支えの場所が売り上げに変わったとか、恐怖がなくなった等が要因かと思います。

独立するときの事業計画書とは、恐怖を克服するためのものでもありますが、正直言って2年後3年後はわからないので、仮に独立する場合には、ある程度の生活ができるレベルの収入源を確保しつつ、事業を推進しながら変わってくる景色を眺めて、最適なアクションを選択していくというのが、私個人が持つ理想でもあります。

その意味では、恐怖というよりも、(1)どんな立ち位置をライフスタイルに組み込むのかという問題と、(2)生きることや事業を推進することに関するシステムの問題ですよね。

(1)立ち位置とは、会社員という立場を捨てるという「気合い」(笑)かもしれません。何よりも自分の「生き方」を優先できるのかどうかという感情論やディシジョンメイク力、そして遺伝子的な問題かもしれません。恐怖を感じにくいとか、自分らしいライフスタイルを優先してしまう良い意味での自分勝手思考な「その人特有の癖」でしょうか。

(2)生きることや事業を推進することに関するシステムとは、3年先のわからない状況をあえて事業計画に落とし込むのではなく、ある程度の方針を決めて、その時々に最適な行動を選択するというものかなと思います。私の場合はこれです。

独立自営の恐怖を克服するには、ライフスタイルに組み込むという意味と自分に最適な生き方や事業推進のシステムを知っていることだと思います。

話はずれましたが、異性関係にこの考え方を落とし込むと、二つの戦術が見えてきます。うーん・・・・・メルマガに記載します。(すみません。メルマガ営業になりました。)

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