すごく印象が良くても、LINEのコミュニケーションで失敗される事例もたまにあります。異性との距離感をどうはかっていくのかというのが、新しいコミュニケーションツールが出てきた時に、優先的に考えるべきことだと思います。ただ、基本的に相手の立場に立つことができるのであれば、これはやらないほうがよいというのは、結構想像できるのではないかと思います。
例えば、以下の通りです。
- 深夜など寝ておられると思われる時間に送らない
- 小刻みにLINEを送らない
- 連続して送らない
- あまり意味の無いLINEは送らない
スマホで「おやすみ」設定して、音が鳴らないようにすることは可能ですが、やっておられない方も多々おられると思います。寝ておられると思われる時間帯のLINEは遠慮したほうがよさそうです。
なんども反応するので、ちょっと怖い印象があります。
小刻みに送るということと近いものがありますが、1日に何度も送られるとこちらも心理的なプレッシャーになってしまいます。
「おはよう」とか「お仕事頑張ってね」とか。まだ信頼関係ができていない時に、こういったラインがあると、これも心理的なプレッシャーにつながるような気がします。
心理的なプレッシャーは、どうやって生じるのかというところを理解するべきです。交渉において駆け引きをすることもしばしばありますが、若い時には、よく大企業の名前で、取引先に心理的なプレッシャーをかけていた自分もいたような気がします。ただ、自分自信が経営をするようになって、大企業の人が踏ん反り返っている姿に、嫌悪感を感じ、嫌悪感を感じたらこちらから取引をしないという経営方針に変えたことを思い出しました。
大規模な企業と付き合わなくても、やっていけるような路線に転換したのを思い出しました。まあそこそこ稼げればいいやというスタンスであったり、ブルーオーシャンを見つけて、そのマーケットにアプローチしてトップをとり、こちらが上位の立場にできるだけ立つというスタンスに変換したり。経済基盤の問題もしかりで、そのために、大規模な増資を行ったり様々やってきました。
話はずれましたが、個人と個人の関係性、特に異性間の関係性において、心理的なプレッシャーの発生要因のすべては、「まずい」コミュニケーションだと思っています。
上記の方も、「怖い気がする」の最初の要因は、「連続したLINE」でした。出会って別れて以降の意味のない連続したLINEの送信が、彼女の心を決めてしまったのかなと思います。その気持ちが、他の違和感を顕在化した事例だと思います。
こちらの事例は、「メール」と書かれておりますが、後々判明したのは、「LINE」でした。頻繁にくるということで、違和感を覚え始めて、翌日に以下となります。「やっぱり無理です」と。
「おはよう」とか「お仕事頑張ってね」とか「お仕事お疲れ様」とかおそらくそういった内容だったようです。日に何度も。
もちろん、そういった軽いコミュニケーションが好きな方もたくさんいらっしゃいます。ですが、やはりお仕事や趣味など、パブリックもプライベートも充実されている方だとたわいの無いLINEのやりとりは、面倒に感じるものだと思います。これは、女性から男性に送る時も同様なのかなと思います。
LINEの書き方も然りです。こちらはいずれまとまりましたら別のコラムにしたいと思いますが、「ちょっとご相談があるのですがよいでしょうか?」とか「大事な話があるのですが今良いでしょうか?」と書いて、受信した側の反応を見られるのも、受信側にとっては相当心が痛くなります。どうせなら、一気に内容を記載いただきたいものです。