先日、久しぶりにあるM女性と食事をさせていただきました。かなりお堅いご職業のM女性の方でございまして、お話も大変面白かったです。賢い女性でご経験も豊富なので、若干私自身が「引け目」を感じてしまい、私自身の中でコミュニケーションの能力をいかに高めるのかという課題もまた見えてきた気がします。また質問力が問われる場だなと思いつつ、ある意味チャレンジングな場でもあり、そういう意味でも、すごく勉強になる食事会でした。食事はかなり美味しくて、何よりもワインが最高でした。

サヴィニーレボーヌという村のワインを飲んだのですが、ワインを選ぶ前にスタッフの方にビンテージの古いものを品種こだわりなくチョイスしてもらって3つ提案してもらいました。いや、気軽に飲めるワインバーなので、全体的にリーズナブルなお店ですし、席が狭いので、微妙なところはあるのですが、フレンチとかイタリアンで美味しいところだと、一皿の重みが違うのでもっと気軽に美味しいおつまみを食べたいと思い、そのお店をチョイスしちゃいました。

3つ提案してくれたワインは、上記サヴィニーレボーヌというピノノワールの赤で、もう一つはカベルネソーヴィニオン主体のボルドーワイン2000年くらい?、もう一つはラングドック地方のグルナッシュとシラーの混醸で、1995年ビンテージでした。結局サヴィニーレボーヌにしまして、スタッフの方も、一度この蔵元に買い付けに行ったことがあって、その蔵に残っていたものを全て買ってきて、そのお店のグループでしか飲めないワインとのことでこういった物語も付与してくれて、本当に美味しかったです。

飲み物や食べ物に物語を付与することで、味が変わるものだと思っています。味わいの切り口がわかるというイメージでしょうか。蔵元のオーナーの奥様が日本人とのことで、日本贔屓だったとのことで、販売を許可してくれたそうです。こういった物語は最高ですよね。

色合いは茶系で熟成感が出ていて、紅茶とか枯葉のニュアンスがあるんですよね。熟成しているので酸味は柔らかで複雑味が増していて、おそらくどんな料理にでも合いそうな気がしました。そういった話もしながら、なんというか土地のちからというか地球の力を得た果実からできたお酒なので、そういったパワーネタもなかなか面白く、笑いの絶えない食事会でした。

近況をヒアリングできて本当によかったです。