当会にお問い合わせいただいているM女性の大半は、殆ど未経験の方です。実際、世の中の大半の女性は、SMや緊縛への潜在的な憧れを持っておられるけれども、それを顕在化される女性の数は、ごく少数です。
ただ、顕在化された女性は、すごく美しくなるので、私どもとしては、早めに顕在化させて、非日常を充実されることをおすすめしている次第です。
時折、男性からの問い合わせのなかのメッセージで、「○○な嗜好をお持ちの女性を紹介してほしい」という要望があります。
上記のとおり殆ど経験したことがない、もしくは軽い拘束だけとかそういったレベルのご経験しかないM女性に、嗜好は全くわからないと思っています。当然ヒアリングはいたしますが、その回答の本質は、「ちょっとだけ興味があるもの」というものではないかと思います。
こちらのページには、問い合わせされる女性の経験値と年齢をマッピングしています。
そもそも、嗜好というのは、仮にあったとしても、SMの切り口に過ぎません。女性を知るためのきっかけというものでしょうか、より抽象的になりますが、女性の心の真実を知るための入り口です。
SM的な行為をしていくと、その女性が何を求めているのかが少しずつわかるものですし、逆に様々な提案をして何らかの「心地よさ」を感じてくれたのかどうかで、その先にある心や精神のトビラを開いていけばいいのではないかと思っています。
トビラが開かれた先にある「心地よさ」を実感できた行為が、嗜好ではないでしょうか。その嗜好を増やすことが、心の真実を理解する切り口を太くすることに繋がりますし、太くなればなるほど信頼関係はより強固になります。
最初から、「○○嗜好のM女性を」と要望されるS男性は、そもそもSMを知らないか、SMを自分本位のセックスだと思っている人ではないかと思っています。
SMとは心と心の対話を通じて、心の真実を求める行為ですし、非日常を充実させるためのツールにすぎません。