M女性にも色々なタイプの人がいるかと思いますが、未経験ではないけれど、まださわりぐらいの経験しかなく、ただとても憧れは強くて、これから少しずつ調教を受けてみたい。そんなSM初心者のひとりとして、お話させていただきたいと思います。

たとえば、殆ど未経験のM(っぽい)を彼女にしたいと考えている方で、「女性って、何を考えているかまったくわからない。」とお悩みの方がいるとして、デート相手はどういう男性を望んでいるのか、この駄文のどこかから、なにかひとつでも気付いていただけることがあるとうれしいです。

先にお断りしておきたいことがあります。もしも、M性として完全に仕上がっていて、ひととおり経験済み、生活面においても主従関係を結べる女性をお求めでしたら、私のような未熟者では説明ができませんので読んでいただいても、お役に立てることは何もないと思います。

SM初心者で恋活婚活中の私は、「恋人でSMパートナーで、将来結婚を考えることのできるS男性」と虫のいいことを望んでおります。ただ優先順位としてはまず「恋人」であってほしいし、私のことも「恋人」として認めてくれて、生涯共に人生を歩む人であってほしいのです。純粋に、ご主人様探しだった場合は、希望はまったく違うものだったかもしれませんが、SMにおいても安全で思いやりのあるプレイをしていただける方を望んでいます。

一番わかりやすいものに、西○カナさんの「トリセツ」の歌詞があります。彼氏に気付いて欲しいところや、取り扱い方をかわいらしく明確に表現されていて、すごく共感する内容です。歌詞をここにそのまま引用するのはやめておきますが、たとえば、気分にムラがあって機嫌が悪いと黙りこんでしまう癖など、「彼女あるある」がいっぱい含まれているのです。「トリセツ」通りに達成できる男性には、多くの女性が「一生ついていきます!」と応えることでしょう。

つまり、基本的には「SM」は関係ない、ごく一般的な話だと思いますので、「これのどこがMなの?」って思いますよね。

私にとって、「彼女」「妻」「奴隷」という役割は、どれも同じくらい大事で、おろそかにしたくないし、されたくないという思いがあります。

自分の存在意義を見出だせるようになる

私は、大好きな相手の要望に応え、彼の満足できるところまで達成したときに初めて、「自分の存在意義を見出だせるようになる」、そんな人間です。

「彼の一番近くに居ていいんだ。」「もっと彼にふさわしい自分になりたい。」「彼に喜んでもらいたい。」

その究極なところに、「主従関係」は位置付けされているような気がします。貶められる立場から、一心に尽くすことでますます強固な絆を結ぶことができたら、と憧れもあります。ほかの誰も知らない秘密の関係は、「何かいけないことをしているような」共犯意識も芽生えて未知のことも多いので、想像するだけでもドキドキするし、「永久保証」の自分でいられるように励むのが奴隷だと思っています。

SMと普段の生活は完全に分けたいと思ってはいますが、油断しているときに、ほんのちょっとだけSな一面をみせてくれると「ドキッ」とするかもしれない、と妄想するだけでも楽しいです。

恋人(結婚相手)として、「アリ」か「ナシ」かがまず審査基準

恋活婚活デート中の女性の視点は、やはり恋人(結婚相手)として、「アリ」か「ナシ」かがまず選ばれる基準になります。

詳細な審査項目は女性によってそれぞれ異なると思いますが、少なくとも、初対面から、ガンガン来られると引いてしまう女性は多いと思います。初回から誘われるのは、即通報です。顔がタイプだったとしても、「遊び目的かも。」と不審に思い、やはり通報です。(笑)

誤解されている方が多いなと、実体験からも、コラムを読ませていただいても感じます。恐い想いをした経験で、傷ついている女性も多いと思います。受け手が承諾していないと、SM行為は犯罪にも繋がるので、まずは信頼できる人だというところを最初のデートのうちは示していただけると、うれしく思います。