武勇伝は、男性なら語りたがりの方が多いのではないでしょうか。ご自身のことをアピールしたいですし、知ってほしいという意識が働くことが要因だと思います。知ってほしいという意識は、男性にも女性にもありますよね。男性の場合は、特に強い気がします。言葉にすることによってモチベーションが高まり、心地よくなるんですよね。気持ちはすごくわかります。

「資金調達を2億円やった」
「200万円のオーディオを買った」
「年収◯◯な感じやねん」
「◯◯の有名な社長は親戚で・・」
「◯◯さんは友達で・・」

アピールしたほうがもしかしたら別のところで繋がるかもしれないので、会話の中で発言しても問題ない思います。ですが、やっぱりバランスなんですよね。

少なくとも
「僕は貧乏で・・・」
「いつも賭け事ばかりで、損しまくっている」
「休みの日は、ずっと家にこもってゲームしている」
よりはマシで、いやもちろん趣味が一緒ならOKですが、アピールにならないアピールよりははるかにマシです。

知ってほしいという意識に加えて、会話が苦手というような方は、もしくはご自身に自信がない方は、ご自身のことばかりお話したりします。また、その意識に加えて、相手に興味がない場合にも同様ですし、相手のことが見えない場合、場が理解できない場合も同様に、ご自身のことばかりになってしまいます。

当然ですが、出会った異性の「相槌」とか「受け答え」次第で、何を喋っていいのかわからなくなって、武勇伝に走る場合もあるかもしれません。これは正直言って仕方がないです。とは言っても、質問を繰り返しながら、緊張を解いていくという術が、異性に限らず対人コミュニケーションには必要です。

以前、シニアな男性との出会いの時に、女性から「クレーム」ではないのですが「不思議だった」という意見があった事例を思い出しました。

ご自身の話ばかりで、過去のことから現在に至るまでの、病気の事例、その他、あれをやってこれをやったという武勇伝、SMに対する思いや考え方、その他ウンチク、ご自身のご趣味の話・・・そういったことが延々に続いて、最後には、「月に何度くらい会えるのか?」というような時間調整の話まで・・男性の下半身にもよくありがちな「先走り」というやつですが、相手の話を聞かず、これは先走りすぎなのでは・・と思ってしまいます。

その女性には、質問はせずご自身ばかりお話されていたので、当然にお断りですよね。

あげくに、女性からのメッセージで、
「めちゃくちゃプライドが高いから褒めておきました」とか
「こちらのコラムに記載されているようなことは無いとおっしゃっていたので、◯◯さんはコラムに記載されているような方とは違いますよと言っておきました」
とか、結構きついものがありますよね。

ご自身では会話の主導権を握っておられるつもりが、実は女性の方が器がでかかったという話です。コミュニケーションのバランスが欠如する事例でありますが、なぜバランスが欠如するのかについては、「コミュニケーションに慣れていない」とか「視野が狭くなっている」とか「場を理解できない」とか「目的がはっきりしていない」とか様々ありすぎて書けないほどです。

「ご自身に自信のある方」というよりは、「余裕がある方」といったほうがいいのかもしれませんが、心に余裕があれば、相手の話を聞きます。質問します。場をわきまえますし、コミュニケーションを円滑にするために何が必要かも理解し実践されます。

原理原則ですが、コミュニケーションをまともにできない方は、残念ながら仕事もできない。

そういえば以前面談時に、仕事の話を面談時間の大半を使ってされた方がいました。しかもパンフレットを見せながらの営業という・・。よくわかりませんが、「目的が何であるのか」がはっきり理解できていないということだと思います。東京でも大阪でもこういった事例がありました。

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