私はよく戦国時代の黎明期に生きた、斎藤道三の生き方を引き合いに出します。それは、京都での油売りとしての顔と、岐阜での下克上戦国大名としての顔です。
二つの人生を行き来したその生き方は、私達の事業家としての顔と、SMや緊縛師としての顔という二つの人生に通じるものがあるからです。
二つの人生を持つことが、いかに楽しくて幸せなのか、また生きているという実感がわいてくるのか、実はこれはやってみなければわからなかった事です。私自身が、様々なきっかけで、このトビラを開き、そして全国に今この輪が広がりそうな状況において、人生の充実度合いは計り知れないものがあります。
この幸福感を体感してもらいたい。そう願うばかりに、SMへのトビラを是非女性も男性も開いていただきたいと思っています。
一度だけの人生。倫理性や健全性などの壁を壊し、その先にある人生のトビラを開き、心の闇に光を与え、SMを通じて、逆に人生の健全性を取り戻して頂きたい、そう願っています。