今日は久しぶりの休みで、都心に出ておりました。
高層階のカフェにて、隣に30代前半のまだおつきあいも開始しておられないカップルがおられまして、すみません、聞き耳を立てておりました。出会いにおいて、まず最初の目的は一つ。それは、信頼関係を構築すること。
異性との会話を通じて、お互いを理解しあい、なおかつ盛り上げて、気持ちを高揚されて、「一緒にいて楽しい」と思ってもらうことが男性にも女性にも大切ではないのかと思います。
会話において、まず大事なのが、聞く姿勢。次に、質問をする力になります。聞く姿勢も質問力も、もちろん程度があります。その程度の適切さを理解していくと、信頼関係の構築に多いに役に立ちます。出会いにおいての大前提は、できるだけプライベートな事は聞かないという姿勢かもしれません。
よくお互いに知らない二人が、隣のテーブルでお話されておりましたが、残念ながらうまく行っておられなかった。30代前半の男性は、スマホを取り出して、ご出身エリアの地図を表示させて、おそらくご自身のアピールの一環として、地元の中学校の話しをされていたと推測されます。
剣道部に入っていたこと。学校の周りを10周毎日走らされたこと。一周1キロ以上あること。
こういったことを、30分くらい「永遠に」というか「いつ終わるの?」みたいな感じでしたが、ずっと続いていました。結構長い時間。女性をチラ見すると、やはりつまらなさそう。その男性は、女性の表情とかは見ないのだろうかと、またチラ見してみると、スマホの地図をずっと見ている感じ。きっと男性は女性を好きなんだろうけれども、女性の気持ちを理解していないという点で、結構痛い。女性はおそらく、この人とおつきあいしていいのかどうかの悩んでいるのかもしれない。
男性は、よく自分の話しをしがちで、それをずっと続けたりしてしまう。「自分を知ってほしい」というアピールをしがちな点は、男性特有の心理作用かもしれない。しかし、大半の男性がそうであるならば、特徴を出せば良い。他の男性とは違うのだという点。
それは、「聞く姿勢」と「質問する力」だ。コラム的にようやく最初に戻りましたが、仮に私だったら、自分の話しはまあ適当な時間にして、原則的に「聞いていく」という方向で、相手にお話してもらう。的確な質問で、盛り上げつつ、信頼関係を構築していく。
ただ、質問をしても、「一言二言」で終わる回答ならば、それは、もう縁が無いのかもしない。聞く姿勢と質問する力で、話しが盛り上がらないのであれば、おそらく相性が悪いのだと思われ、そのときは去るだけだ。
女性への面談及びヒアリングにおいても、いくら質問しても盛り上がらない場合もあります。警戒されているのかもしれないけれど、聞かないとどんな人を紹介したほうがいいのか判らないし・・・・(笑