女性への緊縛を様々にしていると、心のどこかから発生している波長と繋がるという経験をよくいたします。

心の中のどこかから発せられる信号は、おそらく何らかの外的な影響があって、心に作用していくというように考えるとそれは縄だと思っています。

縄は、縄自体に肌へ刺激を与える効果もありますが、様々な緊縛をすると、どこに縄があたっているのか、あたっていないのか、判らなくなる場合があるようです。全身に縄が通されている状態であれば、多少の振動や動きによって、その縄が肌とこすれて、肌への直接刺激を与えることになります。つまり、いかような運動でも、ある一部の部位だけを刺激したとしても、縄があたっているもしくは、縄の跡がついているところに、無意識に刺激が与えられ続ける効果があります。

それによって、一部を刺激しているとしても、実は縄によって全身へ刺激が与えられている状態となります。

拘束具を使ったやり方を好む方もいますが、拘束具による拘束は正直いってワンパターンだし、そもそも肌への刺激が少ない。そもそも、縄に比べて拘束感が少ないといってもよいかもしれません。縄は、あらゆる拘束のやり方があり、無限の拘束を実現できるものでございます。

縄のメリットを以下にまとめると、

(1)全身への刺激
(2)多様な拘束方法

それによって、いわば縄酔いという言葉があるように、その心理的な効果として、より開放的になるのではないかと思います。実際体験してみると、おそらく病みつきになります。

酔いながらのコラム:緊縛師K

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