人生はゲームのようなもので、勝ち負けの指標があるとすると、おそらくそれは、「いかに人生を楽しんだのか」という点だと思います。
SMとは大人の遊びです。人生を楽しむためのツールのようなもので、パートナーがいて一緒に楽しめているというのが、一つの「勝ち」の指標なのかもしれません。
SMを楽しめる勝ち組になるための方法として、一つ提案なのが、ご自身の20歳代時代に「女性と信頼関係を構築しようとした手法」と逆の事をするというのがあります。
SMにおいては、安心感というのが必要で、いかに女性に安心感をもってもらえるのかというところがポイントになります。過去のコラムにもあるとおり、当然、SMに関する安全性の知識が基本ですが、それと同じくらい、態度や話し方、心の持ち様などが重要になります。
20代の時のご自身はどうでしたか?
・セコい
・自分の事しか話ししない
・女性を性のはけ口としてしか見ていない
・やけに細かい
・自分をよく見せようとしてしまう
・プライドが高い
・なにやら自慢したい話しを、居酒屋で隣に聞こえるように大声で話している
・コミュニケーションが下手
・教養が無いので自分をよりよくみせようと必死
・知識が無いので、メールの中身が慇懃無礼
・大企業に入ったら急に態度がでかくなる
でも良い点も。
・夢に燃えていた
こんな感じだったかもしれません。基本的に20代男性は修行僧。怒られてなんぼなので、怒られなかった人は、30代になっても40代になっても、なんかずれてしまう。
パートナーを見つけるきっかけは出会いなのですが、その出会いの時に、20代の自分とは反対のことをやってみてはいかがでしょうか。きっとうまくいくはず。
・セコい→おいしい食事をごちそうしてあげよう
・自分の話し→相手の話しを聞いてあげよう
・性のはけ口→心をケアしてあげよう
・細かい→器は大きくなったはず
・自分をよくみせる→無理はしない
・プライドが高い→大事だけど相手に不愉快さをもたらさない
・自慢したい→自慢する必要の無いくらい面白い物語がたくさん
・下手コミュ→ヒアリングや営業でセンスを磨いてきた
・無教養→本もよく読んだし
・知識が無い→知識も蓄えたし
・勘違い→大企業=安定かもしれないけど、独立して成功している人もいるし
ちなみに、大きな企業さんで、50代でふんぞり返っている人を見ると残念に思いますよね。いろいろな意味で。
そういえば昔、「エクスパティーズ、エクスパティーズ」ってぶつぶつ言いながらふんぞり返ってた人がいたのを思い出した。(笑)