人生において、様々な局面があり、その都度何らかの決断をしなければなりません。人生とは決断の繰り返しではないでしょうか。
一歩、SMの世界に踏み込むのか、問い合わせしてみるのかどうか、又は、面談してみるのかどうか、体験してみるのかどうか、男性と会ってみるのかどうか、ある男性をパートナーにするのかしないのか、このトビラの会だけでも様々な決断が求められます。
決断は恐怖心を伴います。
この場合の恐怖は、SMへのトビラを開いたらもう戻れないかもしれないという恐怖感なのかもしれません。初めて会う人だから怖いという想いもあるかもしれません。様々な恐怖心のうち、おそらくM女性が犯罪に巻き込まれるリスクに関しては、ほぼ取り除いております。なので、おそらく、大半の未経験の女性は、SMへのトビラを開くことへの恐怖心が強いのかもしれません。
SM行為を、「倫理観への挑戦」と考えるのか、又は、「人生の楽しみを増やすもの」と考えるのかは人それぞれの生きてこられた環境によって違うと思われます。
問い合わせや面談、男性との出会いを経験してもなお、SMに踏み出せるのかを迷ってしまう女性も中にはおられます。
そういう場合には、流れに身を任せてはいかがでしょうか。様々な関係要素を把握して決断を続けていくのは疲れてしまいます。時として心を休める意味でも、自分の内側からの流れでる「何か」に身を任せ、何も考えずにトビラを開く事も大事だと思います。あえて、ディシジョンメイクせず、SMという「たくさんある人生の方向性の一つ」を決断してしまうのもありです。
深く考えすぎるとチャンスを逃してしまう場合もあります。何か惹かれてしまう緊縛の姿に、自分の姿が重なったら、それはこのトビラを開く準備ができたということです。「心の流れ」に身を任せてみても良いのではないでしょうか。