どうしようも無い人というのは、どうしようもなく近くに存在したりします。会社の同僚だったり、取引先だったり、夫だったり。基本的に自分に合わない人とは、おつきあいしない。

合わないと思ったら、合わせるか合わせないかを判断し、合わせないのであれば、「自分が去る」か「相手を去らせる」かというように、シンプルに行動を起こす事が大事だ。

人生は限りある時間だけれども、限りない可能性がある。心の持ちようで、無限の広がりがあるものだ。広がろうとしているご自身を、因縁で押さえつけようとする輩もいる。相手を思いやれない、頭の固い人だ。周辺にそういう志向の人もいますよね。意味の無い指摘。意味の無い不愉快な解釈。意味の無い気持ち悪い思い込み。

ああいえばこういう。自分はこう思う。自分は正しい。相手は間違っている。

理論なんていかようにも組み立てられる。「自分はこう思うから、こうである」という理論は自分としては正しいが、客観的に見て、明らかに「こう思う」部分が間違っていても「こう」というのは「私の意見」だという。意見は主観的だから本人には絶対正しいという神学論争にもなる。

あたかも理論的であるけれども、本来の「幸せになる」目的からは、かけ離れている場合が多い。「こう思うという認識」が金科玉条になって、他の解釈を受け入れない人を見ると、私の場合は逆に面白いけど、しばらく聞くと眠くなる。何の目的にそういうふうに思うのか、または言及するのか。不思議な人も多い。

そういう人は、相手にしないことだ。相手にするほど時間の無駄。その人自身は、「寂しく孤独に、誰にも相手にされない」ということを目的に生きているわけだから、あなた自身は、わざわざ巻き込まれる必要はない。

嫌なものは廃除する、嫌いなものは廃除する、運が悪そうなものは廃除していく、危険を感じたら逃げる。それでいい。

前田利長が徳川に媚び諂い、兄は東軍、弟は西軍だったけれども、徳川に認められ加賀百万石をゲットしたように、幸せという目的のために、プライドなんて捨てたら良い。極めてシンプルだ。下級武士には筋を求め、大名は誇りを捨てて国を守る。二重構造の歴史が、現代人にも引き継がれていて、いわば本音と建前の二重構造の中で、うまくやりくりすればよい。

いらないものは、まさに「断捨離」だ。

周囲を軽くすると、心が軽くなる。心が軽くなると、人生が進む。人生が進むとやりたいことをやるためのチャンスが巡ってくる。

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心を軽くして、前を向く。人生が進んでいく楽しみを味わう。そしてチャンスを待ち、チャンスが来たら、すみやかにゲットし、新しい世界へのトビラを開く。シンプルだ。

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