何かテクニック論になっている気もしないでもないのですが、やはり書いておかないといけないのかなと思います。仮にこの記事の内容が信頼関係の構築にあたっての「テクニック」であったとしても、本質が駄目であれば信頼関係の構築はできません。なので、信頼の本質である「思いやり」とか「やさしや」、「気付き」「気遣い」がないと、そもそも異性とのお付き合いはできないです。というか、SMはやらないほうがよいです。危ないです。

さらに逆説的に書くと、「思いやり」とか「やさしさ」「気付き」「気遣い」などの「信頼の本質」を体得していない人は、出会いのその日に「嗜好のアピール」をしすぎて異性に引かれてしまい、出会いに失敗します。つまり、相手の気持ちを理解しないがゆえに、そういった行動に出てしまうということです。

もちろん、すごく気が合って仲良くなって、変態嗜好のアピール合戦になっちゃった・・・というのもよくあることだし、それが笑いのネタや、お酒のおつまみだったら最高に楽しいと思います。そういう方向に持っていけるような、私みたいなバランスのとれた変態性だと問題ないと思います。(笑)なぜなら、会話も、その場の雰囲気も、めちゃくちゃ楽しいから。

そこまで場を作るのに慣れていない普通の変態の方が、どうやってご自身の嗜好を実現するのかというのは、以下の図にまとめてみました。

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最初の出会いの目的は、男性側からすると「信頼関係が構築できる人物であることをアピールすること」ですし、女性側からすると「信頼関係が構築できる人なのかを判断すること」です。お互い緊張するなか、いかに相手の心をほぐしリラックスしていただきながら、相手の話を聞き・ヒアリングし、ご自身をスマートにアピールできるのかというところかと思います。

何が目的なのかわかっていない男性は、終始SMの話をしたり、具体的な嗜好を言ったりして、だいたいお断りされます。「人形になってほしい・・・」とか、きもいし。

そもそも、当会のトビラをノックされるM女性は、8割が初心者です。初心者じゃな方も、みなさんプロではないので、そんなには経験はない方ばかりです。記事にもよく書いておりますが、ご自身の嗜好がわからない方ばかりですし、少しはあるとしても、まだわからないことだらけという方が大半です。今後、SMライフを実現して様々なことにチャレンジして嗜好を探していきたい人たちばかりです。

まずは、SM的な関係に入られて、同じ時間と空間を共有しながら、嗜好を探していく作業をしたらいいのではないかと思います。そのなかで、ご自身の嗜好も少しずつ実現されたらよいと思っています。

嗜好とは、最初からそこにあるのではなく、作り上げるものです。