あるM女性からメッセージをいただきました。というか、たまりすぎて、記事もどんどん書きたいところですが、ちょっと普通に嬉しかったので、こちらを優先して書きます。
シンプルに素敵だったとのことでした。おつきあいも開始されることと思います。
「素敵である」とはどういうことなのかと、常に考えます。現在書籍としてまとめつつありますが、様々な要素が絡んできます。その場で素敵であっても、違うところでダメだったりもしますし、男性の人生の戦術というかモテる戦術としては、素敵でない部分を如何に排除するのかというのがテーマかと思います。
雰囲気とか、会話とか、もっていき方とか、そつなくこなす店員さんとの交渉であるとか、素敵の要素は多々あります。しかし、いきなり、「女性は子宮で物事を考えるものだ」とか「一般的には男性の方が収入が多い」とか「男の方がしんどい」とか「女は楽でいい」とか、発言すると、これは素敵かといえば素敵でなく男尊女卑系で女性はひいてしまいます。
実際、こういった発言をされる男性もいますし、なんか事実誤認というか自分本位性が見え隠れします。みんなしんどいですよ正直。そこを隠して婚活するとなると、仮にご結婚した後に、様々な心のぶつかり合いが起きて、あまりうまく行かなかったりします。
社会構造的に、男性の方が現時点では平均収入が多いし、女性には出産等もありお仕事ができない時期もあります。女性の管理職が少ないという現状も日本の今までの社会構造が要因であるので、これからはわからないし、あえてそれを発言する必要もない。
子宮で考えるとか、バカにしとんのかとつい言いたくなりますが、男女の身体的差異や心の差異、ホルモンバランスの差異によって思考方法が違う場合もあるというだけの話で、子宮で考えるわけがない。
男の方がしんどいとか、女は楽でいいとか、「お前は女になった事があるのかよ」というくらいの低レベル感。
自らの目線で解釈するのはいいと思います。全てがそうで、主観的な物事の集まりが客観性の一部の根拠にもなるわけですが、客観性とは原則数値なので、主観の集まりはやはり主観でしかないと私は思っていたりします。
相手が体調不良である場合に、「体調管理をしっかりできないのは社会人としてどうか?」という男性から女性への発言があれば、その男性は、「メールの返信が遅れたのはPCの修理を出していたから」らしいのですが、それならば「メールを他のデバイスで受信できるようにしておけば?」というふうに思うわけで、「メールの管理さえできないのは社会人としてどうか?」となるわけで、あえて言わないというか言うレベルの問題ではないのでスルーなんですが、他人を批判する一方で自分には甘い男性は残念ながら本当にリアルに間違いなくモテないです。
発言の矛盾性を理解されていないし、よくわからない「言い訳」をしてしまうという「ズレたプライド」というやつでしょうか。「プライド」という言葉が悲しみそうな上記の事例ですが、やはりもっと男性は考える必要があると思っています。
筋道といいますか、思考の柱があって、そこからブレない表現が必要です。ブレないのが大人です。